大好きな息子を失いました

日々の気持ちを吐きだしたく思った事を書いてます。

子供を想う母の気持ち

先日、職場のグループホームにお試し入居(4日間)93歳のお婆さんが来た。


息子さんと2人暮らしで認知の進んだ母親の介護に疲れ息子さんが入居を希望してる!


だけど本人は家に居たいので、帰宅願望が激しい。


初日は私も関わったので帰宅願望の理由を聞いてみると。


息子は1人だから何も出来ない、ご飯を作らないと!と


息子と言っても67歳、ご飯を作れなかったら今時、弁当でも何とでもなる!と


説明すると暫くは落ち着く。でも10分もしないうちに、また息子さんの心配!


このやり取りの間、私は母親の息子への想いを感じた。


私は彼方に行ってしまった息子の心配するんだもん、現在行きている息子の心配するのは


当然だよね。。。そして、元気に生きてる息子の心配できるのが羨ましくなった。。。


幾つになっても、彼方に行っても子供を想う母親の気持ちって強いんだね!


結局このお婆さんは2日目にお試しを断念してお帰りになりました^^;

草取り

先日、家の庭の草取りをしてて思ったんだけど


雑草って何度抜いても直ぐに生えてくる。


以前は除草剤で枯らしてたんだけど、それも面倒だから


草取りをしてて、ふと思った事が。


どうして息子を雑草のように強い子に育てられなかったんだろう。。。


コンクリートの下からでも芽を出してドンドン大きくなってくる。


肥料をあげるわけでもなく。雨と太陽さえあれば何処からでも生えてくる。


そんな雑草のような息子だったら、こんな事にならなかったのかも。


考えてたら自責の念に潰されそうになった。


ただ草取りしてただけなのに、日常の至るところに地雷があるんだね。。。


こんなに苦しく辛い思いをしても生きてる私は雑草なのかもしれない。

楽しみだった事

私の唯一の楽しみだったのがF1観戦でした。


年に一度日本で3日間の日程で開催されるんです。


その日に合わせて毎年3日間仕事の休みをもらって観戦してました。


レースウィークともなるとマシンがセントレアに入ってくる!


仕事をしててもワクワクが止まらず、仕事にならない程でした。


たくちゃんも小さい時は一緒に連れて観戦してたのを思い出します。


小学生くらいになるとレースより友達と遊ぶ方が楽しかったようで


私は1人で観戦してた。


それが亡くなる前年は一度レースを観てみたいと言って一緒に観戦した。


私は2016年も仕事の休みをもらって観戦した。


その後たくちゃんは彼方の世界へ。。。気持ちは一変した。


昨年はレースを観れなかった。TVのニュースでF1マシンの到着を観てもワクワクしない。


今年も10月にレースを開催される、行きたいとも思わない。


何十年もレース観戦してると友達もでき、今年はどうします?とメールが来る


息子が亡くなった事は知ってるので、まだ無理ですと返信しました。。。


以前の様にとはいかないけど、いつかレースを観る事が出来るようになるのかな?


それとも、このままなのかもしれない。


レースの始まり金曜日の1台目がピットを出て行く時のオイルの匂い忘れられない。


たくちゃん、来年は一緒に行けるかな?